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2019年 5月 8日 遺言ブログ

ついにこの日がやってきました~

本日をもって東進を卒業します

斎藤です。

結構寂しいよ!!!!!

 

ということでこのブログは

皆さんへの遺言という

ことになります。

※張り切ったらめちゃ

長くなってしまったので

是非、暇なときに読んでください。

 

なんか良いこと言わなくちゃですね。

と思って皆さんのことを想像してると

部活や習い事など

受験勉強以外のもので

忙しくしてる姿が目に浮かびました。

 

高校3年生の今の時期って

ほんっっっっとに辛いですよね。

部活も最後近いし

勉強もやらなきゃだし

学校の人間関係や親子関係

めんどくさいこと多すぎです。

完全に高校生のキャパ超えてる。

 

そうなってくると多くの人は

“受験”に疲れてしまってるのでは

ないでしょうか。

3月に比べ段々と登校数が減ってるのが

それを物語っている気がします。

 

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もうやめちゃいましょうかね

受験。

 

 

 

まさか本気で言ってはいないですが

ふとそんな考えが頭をよぎったことは

実際僕もありました。

 

でもなんででしょうか。

なぜ大変な思いまでして続けるんですか?

大変なら辞めちゃってもいいのに。

あなたは考えたことありますか

自分が受験頑張ってる理由

 

以下は、僕のラストGMで

この話をしたときの

生徒が言っていた解答です。

 

A.良い大学に受かるため。

 

これが最も多かったです。

確かにこれも正解の一つではあるのでしょう。

でもそしたら

受かったらそこで目標達成ですね。

落ちたら全てが水の泡ですか?

そんな一瞬のもののために

これからの毎日

本気で戦うなんて

あまりにもシビアではありませんか。

自分を頑張らせてあげるには50点だと思います。

 

A.周りがやっているから

 

確かに東進にいればそうかもしれませんが

日本全国を見渡したらどうでしょうか。

現在日本の大学進学率は

男子52.1%、女子56.9%となっています。

これでは、もし今と環境が違かったら

大学受験などしてなかったかもしれない、

ということになります。

親の多額のお金と

自分の全ての時間を費やすには

理由が少々無責任な気がします。

 

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ではなぜか。

 

個人的には

自分を褒めてあげるため。

 

自分は頑張ることのできる

人間だと心から褒めて

認めてあげるためなんじゃないかと

思ってます。

 

今までの人生で、

見ず知らずの他人と比べられても

絶対に自分の方が頑張ったと

心から言えるほど頑張った経験

はありますか。

部活でも趣味でもなんでもいいです。

ある、と言える方は素晴らしい経験を

されてると思います。

でもそのような方はあまり

多くないのではないでしょうか。

 

一流企業である三菱商事のES

には以下のような質問もあります。

※ESとは就活の際に最初に

自分のアピールをする用紙のこと。

これが通過しないと面接すらされない。

 

「あなたがこれまでに経験した

困難や挫折について、

それをどのように乗り越え、成長しましたか。」

 

本気で努力しないと挫折や困難など

そもそも経験すること自体

難しいのではないでしょうか。

社会でも重視される非常に重要な経験に

志すのならば誰でも挑戦できるのが

大学受験だと思います。

 

ぜひ、18年間で最高に頑張ったと

胸を張って言えるほど

頑張ってみて欲しいです。

想像してみてください!

それでもし

あなたの目指す大学に受かったら

今まであなたを認めてくれなかった

全ての人を見返すことができます。

今日までのあなたの全てを

褒めて労ってあげることができます。

 

2年前の3月9日

一橋大学の合格発表のその日に

僕は文字通り

膝から崩れ落ちました。

喜びだったか安堵だったか

もう覚えてませんが

部活が強いわけでも

イケメンでモテるわけでも

なかった自分が初めて

社会に認められた気がしました。

大袈裟な感じもしますが

それほど嬉しかったです。

 

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ぶっちゃけ

稲毛海岸校の第一志望合格率は

50%に届きません。

それでも

本気で努力した体験は

皆さんの想像を絶する良いことを

もたらしてくれます。

大学受験で結果が出なかったのならば

その後の人生で結果をだせば

いいだけのことです。

本気で努力することは

もう経験しているのだから。

 

疲れたら止まって休んでもいいので

最後に自分を褒めてあげられるように

この一年間を過ごしてみてください。

 

それにしても長すぎだろ!

最後なんで許してください。笑

ばいばい